2020年を振り返って
　本年は新型コロナウイルスのパンデミックの中、世界では米中対立がさらに顕在化し、国内では安倍内閣から菅内閣に移り、人吉球磨の豪雨災害があるなどあわただしい1年でした。
おびやま在宅クリニックは訪問診療開始9年目となり、新しい患者さん、御家族との出会いがあり、そして別れもありました。
患者さん、御家族から多くのことを学び、私共も成長させていただきました。

私事ですが秋の叙勲で瑞宝中綬章をいただきました。
３００名を越える方々から祝電、御手紙、御電話、そしてお花と、お祝いの品をいただきました。
大変光栄なことであると改めて認識し、感謝しています。

　11月末から12月のはじめにかけて熊本大学医学部学生の今泉和佳さんが1週間実習にみえました。
医療の現場から多くのことを学び、吸収してくれたと信じています。
きっと素晴らしい医師になってくれるでしょう。
快く受け入れて下さいました患者さん、御家族に心より感謝申し上げます。
私共も若々しい活力と知性をもらいました。

　来る2021年は新型コロナウイルス感染症が収束し、平穏な生活に戻ることを願っています。皆様にとりまして良い年となりますように心よりお祈り申し上げます。