『今月の一冊:4月』 教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか?

教養の人類史
ヒトは何を考えてきたか?

水谷 千秋  文春新書

 著者は大学の教職にあり、専門は日本古代史だそうです。61才と若いですが本書を読めばかなりの読書家であることがわかります。 帯に「知の巨人」から学ぶ700万年の歴史とあります。「知の巨人」の称号を最初に与えられたのは立花隆だそうです。「知の巨人」として国内では梅棹忠夫、司馬遼太郎、桶谷行人、小林秀雄等々を、海外ではユウ゛アル・ノア・ハラサ、エマニュエル・トッド、ノーム・チョムスキーなどを挙げています。 本書はこれら多くの「知の巨人」から学んだエッセンスで構成されています。読んだら少し賢くなった気分がします。1200円です。

 

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