あれから1年がたちました

 人吉、球磨地方の豪雨災害から早くも1年がたちました。 地域の医療機関も大きな被害を被り新型コロナウイルス感染症の拡大で県域をまたいでの移動の自粛を求められているなかにおいても他地域から多くの応援部隊が訪れ、地域を医療崩壊から救って下さいました。
 私自身が応援に行くことはできませんでしたが、知り合いの医療機関にお願いをして看護師さんを派遣できました。早い復興を願っています。新型コロナウイルス感染症は拡大、縮小を繰り返し、いまだ収束の見通しが立って いません。ワクチン接種が最大のツールで、着々と接種が進行しています。今、総人口の約2.5割 が1回目の接種を終えたところでしょうか。
2回目の接種が人口の6割を超えると収束が目に見えて きますので、道はまだ遠いようです。ふるって接種を受けましょう。
 新型コロナウイルスワクチン接種は品質確保と安全の観点から集団接種が基本ですが、医師会の 協力があり、かかりつけ医で接種できるようになっています。
 当院でもかかりつけの患者さんに500回を超える接種を実施しました。 かかりつけでなくても地域でお困りの方にはご相談を受け、接種計画をすすめています。当院に直接もしくは地域の民生委員さんにご相談下されば、ご希望に添えるように努力します。
 7月は七夕です。短冊に「コロナ退散」と書きました。皆様は何をお書きでしょうか。ちなみに 我が家の一番小さい孫は「ラジコンがほしい」と書いています。
 このような緊張の中においても草花はリンとして花を咲かせ心を癒してくれます。

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