2023年は新型コロナウイルス感染症の第8波の真只中に始まりました。 そして行動制限のとれた年でもありました。新型コロナウイルス感染症はまだまだ続くと思われます。インフルエンザの流行と相まって油断禁物です。 充分な感染予防対策をとり安心して新年を迎えましょう。 本年も新しい患者さん、ご家族とめぐり合いました。一方で悲しい別れもありました。 仕事を休んで最愛の妻を看取られた方、ご家族に見守られながら旅立たれた方、夫々の患者さん、ご家族から多くのことを学ばせて頂きました。心よりご冥福をお祈りします。 私共を信頼し、診療を担当させて頂いている多くの患者さん、ご家族に感謝します。そして、一緒に診療に携わってくださった訪問看護ステーション、薬局、ケアマネージャー、施設職員、ささえりあ職員の皆様にお礼を申し上げます。 当クリニックは地域の皆様との交流を大切にし、健康相談にあずかっています。本紙はコロナの為に交流もままならない、地域の方々とのコミュニケーションのお役にたちたいとの思いから創刊したものです。今回で第43号を迎えました。リレーメッセージへのご投稿ありがとうございます。 庭の草木に芽が出始めました。新春の準備をしているようです。手入れをしてくれている家内に感謝しています。今月も頑張ります。 来る年2024年が皆様にとりまして良い年となりますようにお祈りします。
熊大の学生さんが実習へ
はじめまして。熊本大学医学部医学科3年の城間盛龍と申します。
今回、早期臨床実習体験として、おびやま在宅クリニックで一週間実習をさせていただきました。 実習では宮﨑先生と看護師さんと同行し、診察の様子を見学させていただきました。宮﨑先生は明るく、時には雑談も交わしながら診察をされているのが印象的でした。医師として一人一人の患者さんに真心をもって接している姿は本当にかっこよかったです。 また、医師は患者さんの病気を治すことはもちろん、それぞれの患者さんに合わせてコミュニケーションをとり、患者さんの心を癒すことも仕事だと感じました。普段の大学の講義では得られない、そのような医師として一番大切なものを学ぶことが出来ました。 今回の臨床実習で学んだことを活かして、宮﨑先生のように患者さんから慕われる医師になるためにこれからも頑張ろうと思います。 おびやま在宅クリニックの皆様、患者様、ご家族様、施設の方々、本当にありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ
新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあります。最近某高校でコロナウイルス感染が起こっています。子どもが感染し、家族内感染をおこしますので要注意です。 インフルエンザの感染が増加しています。発熱等体調の悪い時は外出を控えましょう。年末、年始での感染拡大が恐れられています。うつさない、うつらないが対策の基本です。ワクチン未接種の方は特段の理由がない限り早めに接種されることをおすすめします。かかりつけ医に相談されて下さい。
「感染対策5ケ条」
まず、ワクチンを接種しましょう。そしてウイルスを持っている方が身近にいるとの認識で感染対策に努めましょう。
① マスク着用 : ウイルスをもらわないことも大切ですが、他の人に移さないことが大切です
② 手洗い、手指消毒 : 感染対策の基本です
③ 距離 : 一定の距離を保って話すこと、唾液の届かない距離を保ちましょう
④ 換気 : 空気の入れ換えが必要です
⑤ 整理整頓 : 環境を整え、清掃をしておくこと
お問い合わせはこちら☏ 096-297-7126